持ち寄りパーティに最適のおつまみ
- writer :pino-pino
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料理の腕前は並、時間なし、予算少な目。
働く主婦ソムリエがパーティを開く。
pino-pino宅では1~2カ月に一度、友達を招いてワインパーティを開きます。パーティではお料理の準備も重要ですが、私の料理の腕前は「並」、そして仕事を持つ兼業主婦なので手の込んだ料理を用意する時間もありません。でも人をお呼びすることが好きなので、ワインを我が家で全て準備する代わりに、パーティに参加する人に1人1品ずつ食べ物を持参していただく「フード持ち寄り」式にして準備に時間をかけなくてもいいようにしています。ピザやお寿司をケータリングするより安上がりなのもメリットです。
パーティで喜ばれる手土産の代表。缶詰・瓶詰の魅力。
パーティにお呼びする方に「なんでもいいからフード1品お願いね」と声をかけると、見事にみんな色々なものを持ってきてくれます。定番はデパ地下のお惣菜やチーズにソーセージですが、市場で買った丸ごとの生野菜や冷凍食品のピザを持ってきてくれた人もいました。参加者の個性が出る持ち寄り食材はパーティの話題作りにもなります。相談していないのに、なぜか前菜からデザート、そしてテーブルに飾る花までそろってしまうのが、持ち寄りパーティのおもしろいところです。
参加者がとくに喜ぶ持ち寄りおつまみは、ちょっと値段が高いから日常的に買うことはできない、でも食べてみたいと思っているものですね。代表はチーズでしょう。専門店で買うと100g500円~1000円以上する高級品ですが、塩気と乳脂肪分の絶妙なバランスがワインとの相性抜群です。
高級な缶詰も喜ばれます。たとえば缶詰おつまみブームのさきがけ「缶つま」シリーズは少々値が張りますが、ムール貝や牡蠣などは本格的な味でした。缶詰と同じく開けてそのままお出しできる瓶詰も、パーティ主催者としてもありがたい一品です。
先日のパーティの持ち寄り品で「センス良いな~」と感心したのは、「DEAN & DELUCA」の瓶詰ディップでした。高級食材店で買ったものなら見栄えがするし、味もいい。ディップは食材としても便利で、クラッカーに付けてもいいし、野菜に付けても美味しいですね。
ダンナさんに最初のボトルを開ける準備をしてもらっているほんの5分ほどの間に、クラッカーをお皿に並べて、スティック型に切った野菜を器に盛り、瓶のままのディップを添えてお出ししたら立派な前菜になりました。
準備する側のことも考えたお土産は、私がお呼ばれしたときも参考にしようと思います。
パーティ料理の準備に大活躍する家電。
pino-pinoはモノを少なく暮らす派なので、何かを買う時はかなり悩みます。とくにスペースとランニングコストがかかる家電を買う時は、それが本当に必要かどうか1カ月以上悩みます。そんな財布の紐がカチカチの私が買ってよかった!と最近思ったのがホームベーカリーです。
イースト自動投入や”もきつき”機能などが付いた高性能マシンではなく、海外製のシンプルな機能のホームベーカリーで、アマゾンで約5千円でした。
これがパーティ料理の準備に大活躍!材料を入れて3時間すれば自家製焼きたてパンの出来上がり。具にオリーブを刻んだものやドライトマト、バジルやクミンなどのハーブを入れると、ワインにぴったりなおつまみになります。ベーカリーを使っていても手作りのパンなので参加者は喜んでくれますし、焼きたてはお店で売っているパンに負けないほど美味しいのです。
こねて焼くだけの素っ気なさに、「ウォンウォン」と大きな音で働く静音性ゼロのホームベーカリーですが、パーティ準備になくてはならない存在になっています。