白ワインの主な品種 白ワインでは「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」「リースリング」をチェックしましょう。

白ワインの主な品種

  1. writer :pino-pino
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白ワインはこの3品種をチェック!

不思議なもので、春になり新緑が眩しい季節になると白ワインが飲みたくなり、秋になり木々が紅葉し始めると赤ワインが飲みたくなります。ワインは五感で味わう飲み物なのですね。

さて白ワイン用の品種でチェックしていただきたいのは、「シャルドネ」「ソーヴィニヨン・ブラン」「リースリング」です。こちらもフランスを元祖の味としてお伝えします。

ミネラルってなに?の「シャルドネ」(ブルゴーニュ)

モンラッシェ、ムルソー、シャブリなど、フランスの高級白ワインの多くはブルゴーニュのシャルドネで造られています。またまたダンナさんの好みの話で恐縮ですが、ダンナさんはブルゴーニュのシャルドネが大好きです。どこが好きなの?と聞いたら、「ミネラル感がある」との答え。pino-pinoのワインの先生だったダンナさんの言葉に、その時ほぼ素人だった私は、キョトンとしたことを覚えています。

「ミネラル」は日本人には馴染みの薄い味覚です。フランスのシャルドネには、硬度の高いミネラルウオーターのような飲みにくさがあります。子供の時に好奇心から石をかじった経験がある人は(ないですか?)、あの異質な感じです。

愛するダンナさんとワインの好みが合わなくて悲しいのですが、私はブルゴーニュのシャルドネも苦手です。ワインなのに大自然のように人を圧倒する何かがあります。たぶんそれがミネラルだと思うのですが、楽しむワイン専門のpino-pinoには、シャルドネは奥が深すぎます。

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調味料として使おう「ソーヴィニヨン・ブラン」(ロワール)

ソーヴィニヨン・ブランには、セロリのような青い香りと強い酸味があります。香りを猫の尿(すみません)に例える人もいるほど、第一印象があまり良くないワインです。

ところがソーヴィニヨン・ブランは、サラダや魚のマリネなど、前菜系と合わせると個性を発揮します。赤ワインでもご紹介した田崎真也さんの「ワインは調味料」理論で、サラダにあえるドレッシングとして、カルパッチョに添えるスライスオニオンとして、ソーヴィニヨン・ブランの香りと酸味を楽しみましょう。

香りは独特ですが、フレッシュ&フルーティが身上の爽やかワインです。

優しい癒し系の「リースリング」(アルザス)

「リースリングが好き」と言うと、ワイン通からは「初心者」のレッテルを貼られます。ワインの命の渋みがなく、やわらかい甘みの素直な味わいのリースリングは、複雑さや重厚さに慣れた玄人には軽く感じられます。

でも、初心者と呼ばれてもかまわない!pino-pinoはリースリングが好きです!蜂蜜のような香りと優しい甘みの癒し系ワイン。温かみのあるほっとする味わいです。

近年は、マルセル・ダイスやマルク・テンペをはじめとしたビオディナミ(自然派農法)生産者が、力強い味わいのリースリングも造っています。

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